ドラレコはミツバ！「EDRシリーズ」初代～現行品まで全ラインアップを網羅してみる！

こんにちは。ドラレコがムダに好きすぎてやめられないアスティスです。

この1年の間に、有名・無名、高額・激安問わず、多種多様なドラレコをいじってきました。

重複モデルもありますが、テスト台数は延べ70~80台（中古）。

その中から、もっとも美しく、使いやすく、安定感のあるドライブレコーダーをご紹介します。

ミツバ EDRシリーズ 初代【生産終了モデル】

ミツバ製ドライブレコーダーが登場したのは2019年8月。

初代「EDRシリーズ」として、ワンカメラの「EDR-11」、前後2カメラの「EDR-21」、EDR-21にGPS機能を追加した「EDR-21G」の3つのラインアップが販売されました。

製品の特長

つまり簡単にまとめてしまうと、広範囲かつ精細かつ美しい映像が記録でき（高性能カメラ）、白とびや黒つぶれにも強く（補正機能）、オートバイ特有の過酷な条件下でも使用できる（強靭設計）、ガチで本気のドライブレコーダーということになります。

セパレートデザインで設置もスマート、無線LAN内臓（Wi-Fi＋スマホアプリ）で操作性も抜群。「EDRシリーズ」は2019年の登場時点で、いじるところがないくらいの完成度を誇りました。

美しいデザイン

ミツバ「EDRシリーズ」は、本体・カメラのデザインも抜群にカッコイイので、アップで掲載しておきます。

美しい映像（EDR-21G）

更に画質もきれいなのでアップしておきます。

200万画素ならではの高精細な描写と、見た目に近い自然な色合いが持ち味です。

基本スペック（抜粋）

最後に、初代「EDRシリーズ」のスペックを記載しておきます。

撮像素子	200万画素 SONY CMOSセンサー
視野角（前後カメラ共通）	対角 162°（水平 137.4° 垂直 73.6°）
F値（前後カメラ共通）	F1.8
記録解像度（前後カメラ共通）	1920×1080（1080P/フルHD） 1280×720（720P/HD） 640×480（VGA）
ファイル形式	MP4（動画形式：H.264 録音形式：AAC）
フレームレート	27.5fps
記録メディア	microSD（8～256GB）
防水・防塵機能	カメラ（IP66/IP67） 本体（IP55）
本体サイズ	74.5mm(W)×100mm(D)×19mm(H) 突起物除く
重量	503g
記録方式	常時録画/イベント録画（衝撃録画、手動録画）
記録データ	映像ファイル、音声記録、日時、加速度、位置情報
Gセンサー	搭載（5段階 ON/OFF可能）
通信方式	無線LAN
記録映像再生方式	スマートフォンアプリ「Moto DR」 PCソフト「Moto DR Player」

ミツバ EDRシリーズ 2代目【現行品】

2021年初夏には、EDRシリーズがバージョンアップしました。

製品名の末尾に「α」がついて、「EDR-11α」「EDR-21α」「EDR-21Gα」の3種類となりました。

変更点は以下のとおりです。

変更点その１ SDカード

製品同梱のSDカードが16GB→32GBに容量アップ、耐久性・耐熱性を向上させたドラレコ専用品となりました。純正品のため、「MITSUBA」ロゴが入っています。

実はドラレコのSDカードって結構な確率でダメになるものです。

通電した瞬間にインジケータが赤点滅するとか（カード異常）、再生画面でハングアップするとか、フォーマットできないとか、実際問題いろいろなケースに遭遇します。

特にミツバは、SDカードのコンディションに（動作が）大きく左右される感じなので、ドラレコの動作が「あれ？おかしい？」となったら、まずは新品SDカードに交換してしまいましょう。嘘のように状況が改善します。

変更点その２ カプラー

カプラー類は「カメラが黒」「スイッチが青」「電源が赤」と色分けされ、接続に迷うことがなくなりました。ジョイント部にかぶせる（防水）ゴムチューブもなくなったので、見た目すっきりの接続になっています。

地味ですが、ロック部分の「くるくる」も締めこみやすく改良されています。

ラインアップ

前述のとおり、2代目は「EDR-11α」「EDR-21α」「EDR-21Gα」の3種類がラインアップされています。

区分は初代と同じで、ワンカメラ、2カメラ、2カメラ＋GPSとなっています。

GPSが搭載されていれば、速度や位置情報（マップ）が記録されます。ツーリングの思い出作りにも良いですが、万が一の事故の場合にも、速度の確認ができるので有効とされています。

EDR-21GAについては、以下の記事で詳しく解説しています。

ミツバ EDRシリーズ 3代目【現行品】

2022年4月には、3代目となる「EDR-22」「EDR-22G」が発売になりました。

変更点その1 本体デザイン

パッと見てわかるように、本体のデザインが大きく変更されました。

筐体がプラスチックからアルミに変更され、より強固＆堅牢なボディとなりました。外付けできるように防水・防塵機能が強化され（IP55→IP66/67）、さらに電源部分が別ユニットとなってコンパクト化されました。

変更点その2 SDカード

商品付属のSDカードも変更になっています（SDHC 32GB→SDXC 64GB）。耐寒・耐熱・耐震の専用設計です。

基本スペック（変更点のみ）

防水・防塵機能	IP66/67（本体含む）
本体サイズ	62mm(W)× 85mm(D)×21mm(H) 突起物除く
重量	564g

ラインアップ

シート下のスペースがない、本体を外付けしたいという場合は、この3代目の「EDR-22」「EDR-22G」を選びましょう。現行モデル＆アルミボディのため、値段はまだまだお高いですが・・。

ミツバ EDRシリーズのまとめ

以上、初代「EDR-21シリーズ」、2代目「EDR-21αシリーズ」、3代目「EDR-22シリーズ」を紹介しました。

外観こそ変貌を遂げましたが、撮影・画質・カメラに関する部分については、初代から変わっていません。ミツバ「EDRシリーズ」は、登場時の高い完成度を保ったまま、現在に至るのです。