バイクにアクセサリーを取付ける【3】電源管理のマスト!デイトナD-UNITのススメ!
スマホ、ETC、ドラレコ、スマートモニター、ナビ、グリップヒーター、フォグランプ、電圧計・・。
まだまだ愛車に取付けたいアクセサリーはたくさんあります。
第3回目の今回は、電源管理のマストアイテム、デイトナ製D-UNITをご紹介します。
複数アクセサリーの接続に超便利なこのアイテム!ぜひ活用してください!
シリーズ概要
「バイクにアクセサリーを取付ける」シリーズは4部構成です。
アクセサリー(電装品)取付けの超基本を解説しています。DIYの際にお役立てください!



前回、前々回の記事がこちら!







今回は続編のPart【3】となります!
\ ライダー必携!売れてる商品はコレ!/
D-UNITの特長
D-UNITとは、複数のアクセサリー電源を一括管理するための定番アイテムです。
複数アクセサリーが簡単接続!
D-UNITを使わず、すべて自作で配線を作ろうとすると、アクセサリーが増えるたびにバッテリーやACC線から配線を引っ張ってこないとなりません。配線ごとにヒューズを取付けたりと、実は意外に手間がかかります。



そこで登場するのが、このD-UNIT!


写真を見るだけで、おおよその使い方がわかるかと思いますが、そのとおり!
本体右側のメイン配線をあらかじめバッテリー線・ACC線に接続しておいて、あとはアクセサリーが増えるごとに枝線につないでやればいいという構造になっています。
枝線につないだ電装品は、メインキーのオンオフに連動して動作します。



超便利!!



超便利!!



超便利!!


リレー内臓で高出力!
D-UNITはリレーを内蔵しているため、(純正搭載の)電装品に影響を与えず、20Aという高出力が可能になっています。



リレーって何?
リレーは、小さな電流で(大きな)電装品を動作させるためのもので、スイッチのような役割を果たします。



ライトリレーやウインカーリレーが有名
リレーを介した場合、「ACC線からの入力信号がくる→スイッチがオンになる→電装品が作動する」という【ワンテンポ置いた動作】になります。直接ACC線につないでいるわけではないので、(機器をつなぎすぎて)大きな負荷がかかったとしても、大電流による配線の焼損や、他機器への影響を避けることができます。



なるほど安全!



ちなみに余談ですが・・



本来のリレーはこういうもの





なんかヒューズくっついてるけど・・



青線はヒューズ電源(ACC)から取ってるから!
このリレーの配線は、以下のようになります。
- 黒線→バッテリー(ー)
- 赤線→バッテリー(+)
- 青線→ACC線
- 黄色線→電装品へ
つまりリレーを単品で買って、バッテリーに赤と黒をつないで、青線をACC線につないで、黄色線を(アクセサリーの台数分)ヒューズ付きで分岐してやれば、D-UNITと同じようなものができるということになります。



それ超めんどくさい!



マジめんどくさい!



という人たちのためのアイテムがD-UNITなのです!


ヒューズも簡単交換!
D-UNITを開けると、下のような構造になっています。


一番右の四角い箱がリレー、左に向かって赤×黒の配線が3つ、左端は丸型の端子になっています。



つまり4系統で出力できる!
ヒューズは右から7.5A/5A/5A/2Aと4つ付いていますが、これは接続する電装品に合わせて交換することができます(最高で20Aを超えないこと)。



超便利!



ちなみにヒューズは低背型です


\ ライダー必携!売れてる商品はコレ!/
D-UNITの種類
D-UNIT
ここまでで紹介した、一番スタンダードなD-UNITです。2系統・4系統・6系統と3タイプあります。
今時は取付ける電装品が多くなっているので、6系統あっても多すぎることはないかもしれません。



合計で20Aを超えないように注意!




D-UNIT+(プラス)
D-UNIT+は、3系統のACC電源に加えて、常時電源が1系統用意されています。
最近のドラレコやスマートモニターには「駐車監視機能」が付いているので、この機能を使う場合には常時電源付きのD-UNITがおすすめです。



エンジンオフでも使用できる!




D-UNIT WR
意外に人気があるのが、D-UNIT WR。名前のとおり「Water Resistant(ウォーターレジスタント)/防水」なので、取付け場所を選びません。シート下に収納スペースがなければ、外付けでもOK!
3~4cm角のコンパクトなサイズも人気の秘密です。



実物は超ちっちゃい!




D-UNIT EASY
そして最後がD-UNIT EASY。
他のD-UNITがギボシ接続なのに対し、こちらは裸の銅線をそのまま差し込むだけ。簡単接続なので「EASY」です。



これは好みがわかれるかも・・




自分の好みや使用環境に合ったD-UNITを選択してください!
\ ライダー必携!売れてる商品はコレ!/
D-UNITの注意点
最後にD-UNITの注意点です。
よく言われることですが、D-UNITのギボシは、「CA/CB103」と呼ばれるサイズです。
人気のエーモン社の一般的なギボシは「CA/CB104」でと呼ばれるサイズで、そのままではD-UNITに合いません。



どちらかのサイズで統一しておこう!


以上、複数アクセサリー接続のマストアイテム、「D-UNIT」について詳しく紹介しました。
上手に利用して、愛車をカッコよく仕上げてください!