【実機レビュー】JVCケンウッド「STZ-RF2000」！超広角レンズで大迫力映像！

レッドバロン会員限定のドライブレコーダー「STZ-RF2000」。超広角レンズ、HDR機能、ブレ補正などの独自機能が盛りだくさんです。

ケンウッドならではの質感の良さも魅力。カメラ・配線・スイッチ類は、他社よりアタマひとつ抜け出たような高級感がありました。その全部をご紹介します。

STZ-RF2000の商品内容

STZ-RF2000の特長

レッドバロン会員限定

ミツバやデイトナのドライブレコーダーが誰でも買えるのに対し、「STZ-RF2000」はレッドバロン会員でないと手に入れることができません。生産数の限られた限定商品なのです。

共同開発商品

STZ-RF2000は、レッドバロン、JVCケンウッド、あいおいニッセイ同和損保の共同開発商品です。

JVCケンウッドこだわりの一品で、高度な防水・防塵・耐震性能を備えます。四輪用のドライブレコーダーや無線技術を使って開発されました。

あいおいニッセイのスマホアプリ「エマージェンシーNAVI」と連動しているのも特長。万が一の事故の際、ダイレクトに保険会社にドラレコ映像を送信できます。共同開発ならではの特長です。

超広角レンズ

STZ-RF2000は超広角レンズを採用しています。各社スペックで比較すると以下のとおり。

ミツバ EDR-21G→対角162°（水平 137.4°/垂直 73.6°）
デイトナ M760D→対角130°（水平 105°/垂直 70°）
ケンウッド STZ-RF2000→対角181°（水平 147°）

3つのGPS衛星を利用

3つのGPS衛星を利用することで、安定した測位を可能にしています。

HDR搭載

逆光補正機能として「HDR（ハイダイナミックレンジ）」を搭載しています。画像の明暗を判断して、最適な画像を自動的に合成。白飛び・黒つぶれを抑えた撮影が可能になっています。

ブレ補正搭載

ブレ補正もSTZ-RF2000の特長です。オートバイならではの振動対策として、ソフトウエア的にブレを軽減して撮影します。

STZ-RF2000の取り付け

取扱説明書のダウンロード

ドラレコの設置

スイッチ、GPSアンテナ、フロントカメラはハンドル周り、本体はシート下、リアカメラはナンバープレート付近に設置します。確実に固定したら、配線を接続します。

STZ-RF2000の電源配線は赤、黒、黄色の3本線です。

赤→バッテリーのプラス端子
黒→バッテリーのマイナス端子
黄→ACC線

スマホアプリのダウンロード

STZ-RF2000は、専用アプリ「ツーリングEYEs」を使用します。iPhoneはAppStore、AndroidはGooglePlayからダウンロードします。

STZ-RF2000の動作テスト

カメラ・本体の設置

配線類の質感、コネクタの接続感、スイッチの触感など、（ミツバ、デイトナと比較して）一番高級感があります。

スマホでドラレコにアクセス

エンジンをかけた状態で（ドラレコの電源が入っている状態で）、スイッチを3秒以上長押しすると、無線モードに切り替わります。

設定画面

撮影と再生

PCでの再生

録画した映像は、パソコンでも再生できます。ユーザーサポートのページから「ツーリングEYEsVIEWER」をダウンロードします。

録画した映像の一覧、カメラ映像（フロント/リア）、Gセンサー（衝撃感知）、走行速度、地図情報（走行軌跡）が表示されます。

STZ-RF2000の基本スペック

電源電圧	DC12V
カメラ有効画素数	200万画素（有効画素186万画素）
カメラF値	F2.2
フレームレート	27.5fps
カメラ視野角	195°（有効画角181°）
解像度	1920×1080P（1080P FullHD)
画質	ファイン/ノーマル
HDR機能	搭載
ファイル形式	MP4（動画形式：H.264 録音形式：AAC）
記録メディア（別売）	microSDHC / microSDXC（16～256GB）Class10 UHS-1
Wi-Fi機能	あり
GPS機能	あり
Gセンサー機能	あり（5段階 ON/OFF可能）
電子式ブレ補正	あり
測位衛星	GPS/GLONASS/みちびき
記録方式	常時録画/衝撃録画/手動録画
記録データ	動画ファイル、音声記録、日時、加速度、位置情報
防水防塵性能	カメラ・GPS・スイッチ：IP66/67　 本体：IP55
本体サイズ	79mm(W)×104mm(D)×22.5mm(H)、105g
動作温度範囲	-20℃～60℃
その他	レッドバロン会員専用品

以上、レッドバロン専用ドラレコ、「STZ-RF2000」の紹介でした。ドラレコ選びの参考にしてください！