ライトエースが車中泊仕様だった件【1】棚やベッドのDIYポイント

ほぼすべて撤去してしまいましたが、以前のライトエースは完全に車中泊仕様でした。

半年ほどの短い期間でしたが、ベッドを作ったり棚を作ったり、雑誌や小物をキレイに収めてみたりと、DIY熱が沸騰していました。

ライトエース車中泊仕様、背面

現在は屋根のソーラーパネルくらいしか残っていません。ポータブル電源とお茶セットだけは、どこかに据え置きたいと思っていますが、なかなか手をつけられずにいます。

これから車で旅をしようとか、棚やベッドを自作しようとか考えている方向けに、自分がDIYで気をつけていた点を書いてみました。作り方というよりも、「心構え」的な感じです。

目次

車中泊仕様車のDIYのポイント

車中泊仕様にする場合、絶対におさえておきたい点は以下の3つだと思います。

  • 快適な睡眠が得られること
  • すべての物が確実に固定されていること
  • 荷物が取り出しやすいこと

快適な睡眠が得られること

大前提として、基本的に普通のクルマで寝るのは快適ではないと思います。

なぜならば・・・

  • 水平ではない
  • 身体を伸ばせるスペースがない
  • 冬は寒いし、夏は暑い

やはりバンがおすすめ

水平であることと、できるだけ身体を伸ばせること。この条件を考えた場合、やはりハイエースやライトエースなどのバンは車中泊に有利です。

プリウス(ZVW30)でも車中泊を試したことがありますが、その狭さや低さでは、正直連泊はキツイというのが本音です。

ライトエースには、長さ180センチ、幅60センチ+α、高さ40センチのベッドを作っていました。「ベッド兼イス兼モノ入れ」の3WAYで、車内スペースをムダなく使おうとすると、基本的にはこのスタイルになるかと思います。

ライトエース車中泊仕様、ベッド
ライトエース車中泊仕様、ベッド

ちなみにライトエースはベッド常設のため、後部座席を外してしまいました。

ポータブル電源は必須

「快適な睡眠環境」としては、ポータブル電源は必須だと思います。

自分の場合は、真冬に車中泊していたのもあり、その強烈な寒さにはほとほと困りました。ポータブル電源と電気毛布の組み合わせで、「今までの苦労は一体なんだったのか?!」というくらい劇的に環境が改善したのを覚えています。

夏場でもミニ扇風機や電子蚊取器など出番はあります。車中泊なら、もう絶対に持っていたいのが、ポータブル電源です。

すべての物が確実に固定されていること

棚やベッドもそうですが、DIYで一番注意したいのは「固定」です。すべての物が確実に固定されていること。落ちない、ずれない、動かない。これは本当に大事です。

大きなものが動いた、何か落ちて割れた。些細なことでも、気をとられれば事故につながります。

ライトエースは、ベッド本体は床板にボルト止めし、木枠を利用して物が飛び出さないようにしていました。棚の天板は全面に滑り止めシート、ポータブル電源やランタンは木枠で固定、他の小物類についても、打てるところは木ネジ、打てなければ両面テープを使用していました。

荷物が取り出しやすいこと

狭い車内では、どうしても収納を考える必要が出てきます。

あれを使うためにはこれをどける、これを取り出すためにはリアゲートを開ける、などとやっていると面倒くさくなってしまいます。

ライトエース車中泊仕様、作業台

ライトエースの棚は、1番上を作業スペース、2段目にカセットコンロ、やかん、ノートパソコン、3段目にお茶セットで使っていました。ベッド下の収納もそうですが、すべてワンアクションで取り出せるように剥き出しにしていました。

目隠しや引き出しで隠せば、ホコリも入らないし、見た目も良いですが、これは好みが分かれるところ。せっかくのDIYなので、自分の使い勝手を考えながら作りたいものです。

デッドスペースの有効活用

ここからは、余裕があればやりたいDIYの話です。

車内で快適に過ごすためには、できるだけムダなものを置かず、スペースを広く有効に使いたいものです。

自分的に工夫していたのは、以下のふたつです。

大きな作業台

メインの作業台は、折りたたみ式にしていて、広げると倍くらいの大きさになりました。

椅子(ベッド)から机まで距離があったのと、机が狭くて作業がしにくかったので、この形状になりました。必要ない時は畳んでおけるので、意外に便利でした。

ライトエース車中泊仕様、作業台

隠し扉

ライトエースは、ベッド脇に隠し扉がありました(笑)。普段使わない防寒具、つぶれてしまっては困るお土産、ホウキや物干し竿などの長物を格納していました。これも相当に便利でした。

ライトエース車中泊仕様、デッドスペース

以上、車内をDIYするためのポイントを書きました。こだわって作ると意外に楽しいものですし、出かけるたびに改良を加えていくのも一興です。ぜひぜひ、楽しみながら愛車を作り上げてみてください!

以下の記事では、私がDIYで使用した実際の工具を紹介しています。道具をそろえる際の参考にどうぞ。

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この記事を書いた人

バイク業界歴20年。三級二輪整備士。オークション会場でオートバイを見て歩くのが大好き。何かマニアなネタを提供できないか模索中。

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