CB1300SF【2】【SC40】モデルチェンジしたCB1300SFは何が変わった?詳しいスペックを解説!限定車や中古車情報も!

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CB1300SFの登場【SC40】

1998年2月 フルモデルチェンジ

CB1000SF(SC30)は、フルモデルチェンジしてCB1300SF(SC40)になりました。ほぼすべての部品が新設計となっています。

謎のお兄さん

だいぶ痩せた!!!

アスティス

シャープでスマートなスタイルになっています

アスティス

タイヤも17インチになってスポーティー

主な仕様は以下のとおりです。

  • 総排気量1284cc
  • 新設計フレーム(モノバックボーン)
  • 「X4」ベースのエンジン
  • シリンダー側面に放熱フィンを設置
  • 左右2本出しマフラー
  • 前後17インチラジアルタイヤ
  • フォーク径の変更(43mm→45mm)
  • フロントブレーキの変更(4ポット→6ポット
  • リアブレーキの変更(上引き1ポット→下引き2ポット)
  • ダブルプロリンクの採用
  • 外装デザイン変更
  • シート形状の変更(足つき性向上)
  • 新型メーター
謎のお兄さん

シリンダーにフィンがつくと空冷ぽい

アスティス

フィン付きのCB1300SFはこのモデル(SC40)だけ!

1999年2月 仕様変更

  • 前後サスペンションの変更
  • センタースタンドの追加

前後サスペンションとも、細かな設定が可能になりました。フロントサスペンションはプリロード(初期荷重)と伸び側が無段階、リアはプリロード5段階+伸び側/圧側各4段階となっています。ライダーの体格、積載量、走行条件に応じたセッティングが可能になっています。

2000年1月 カラー変更

新色としてレッド/ストライプが追加され、エンジンの塗色がシルバーになりました。

アスティス

ブレーキキャリパーもゴールドに変更されています

謎のお兄さん

赤カッコイイ!!

2000年9月 仕様変更

アスティス

この時の仕様変更で5kgの軽量化が行われています

  • フロントブレーキキャリパーの変更(4ポット)
  • フォークインナーロッドのアルミ化
  • フロントブレーキハブのアルミ化
  • リアホイールの肉薄化
  • マフラーの肉薄化
謎のお兄さん

肉薄化ってすごい・・

アスティス

文字どおりムダを削り落としています

その他の変更点としては以下のとおりです。

  • 排ガス規制に対応(二次空気導入装置の採用)
  • ハンドル形状の変更(上方に2mm、手前に27.8mm)
  • 荷掛けフックの変更
アスティス

ハンドルがだいぶ手前にきています

CB1300SF【SC40】限定車

CB1300SF【SC40】には、上記モデル(2000年9月仕様)をベースとした【限定車】が存在します。

世界グランプリ通算500勝記念バージョン

2001年、バレンティーノ・ロッシが日本GP(鈴鹿)で、記念すべき500勝目を挙げました。覚えている方も多いと思います。その記念バージョンです。

主な仕様は以下のとおりです。

  • CB1100Rイメージのカラーリング
  • モリワキ軽量チタンマフラー
  • レッドフレーム
  • レッドシート
  • シートに「SUPER FOUR」のロゴ
  • ゴールドホイール
  • ゴールドクランクケースカバー
  • エンジンブラック塗装
アスティス

赤フレームがオシャレ!!

プロジェクトBIG-1 10周年記念バージョン

2002年には、BIG-1生誕10周年の特別バージョンが発売されました。

主な仕様は以下のとおりです。

  • CB1100Fイメージのカラーリング
  • モリワキ軽量チタンマフラー
  • エンジンブラック塗装
  • フィンの削り出し加工
  • ゴールドホイール
  • ゴールドクランクケースカバー
  • タンク上部に「PROJECT BIG-1 10th ANNIVERSARY」のマーク
  • サイドカバーにスペシャルエンブレム
  • シートに「SUPER FOUR」のロゴ
アスティス

やっぱり限定車はゴールドホイール!!

CB1300SFの主要スペック【SC40】

CB1300SF【SC40】2000年モデルの主要スペックです。

  • 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
  • 総排気量1284cc
  • 最高出力100ps/7500rpm
タイプグレード名CB1300 SUPER FOUR
発売日2000年9月
発売当時価格(税込)960,000円
型式BC-SC40
原動機型式SC38E
エンジン水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
総排気量(内径×行程)1284cm3(78.0×67.2mm)
最高出力100ps/7500rpm
最大トルク120N・m/5000rpm
燃料供給方式キャブレター(VEPC)
点火装置形式フルトランジスタ式バッテリー点火
全長×全幅×全高2.200×0.780×1.165
シート高790mm
ホイールベース1,545mm
車両重量/乾燥重量 (kg)270/246kg
燃料タンク容量21L
燃料消費率23.5km/L
タイヤサイズ(フロント、リア)130/70ZR17、190/60ZR17
制動装置形式(前/後)油圧式ダブルディスク/油圧式シングルディスク
サスペンションテレスコピック/スイングアーム
フレーム形式ダブルクレードル

※年式や仕様により、数値が変わります。

謎のお兄さん

車両重量270kg・・

アスティス

超ヘビー級・・

CB1300SFの中古車相場【SC40】

アスティス

SC40の魅力はスペンサーカラー!!

謎のお兄さん

このグラフィックはカッコイイよなあ・・

以下は、2024年7月21日現在の中古車相場です。

中古車情報サイト

BDSバイクセンサー、グーバイクをざっと見た感じです。タマ数は少なめ。

アスティス

走行距離25,000km前後で乗り出し70~80万円。

ヤフオク相場

謎のお兄さん

まずは落札相場を!

アスティス

上位5台は50~55万円、走行距離は20000~40000km。程度は良さそうです。相場のひとつの目安になります。

謎のお兄さん

開催中は?

アスティス

現在のSC40は5台。良さげな車両は40000km、53万円スタートと相場どおり。カラーは赤×白のゴールドホイール。ウォッチは130件超。

買取相場

謎のお兄さん

ちなみに買取相場はどれくらい?

アスティス

販売店の乗り出し価格だけ見れば、おそらく25万円前後・・

買取相場は、年式、走行距離、カスタム、車両の状態(傷み具合)などで、大きく変わります!

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この記事を書いた人

バイク業界歴20年。三級二輪整備士。オークション会場でオートバイを見て歩くのが大好き。生業は中古パーツの販売。スクーターのシート、ミツバのドラレコ、エンデュランスのキャリアが好き。時々外装セットを仕入れて、こっそり塗装している。

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