ライトエースが車中泊仕様だった件【3】車中泊に必要な10のアイテム

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車中泊で「これだけは絶対にあった方が良い!!」と思ったものを書きました。

前半は、誰もが用意しておくべき基本的なアイテム。後半は、「自分なら絶対に積んでおく」最強アイテムです。ポータブル電源とソーラーパネルを中心に紹介しています。

目次

これだけは絶対に必要なもの5点

まずは絶対にクルマに積んでおきたい基本的なアイテムです。

  • シェード(目隠し)
  • マット
  • シュラフ
  • 照明器具
  • 携帯トイレ

シェード(目隠し)

シェードを使う理由として「防犯」「遮光」「遮熱」の3つが挙げられます。

防犯

第1に安全面です。ジロジロと車内をのぞかれるだけでも落ち着きませんが、貴重品が置いてあったり、あからさまに女性の一人旅であったりすると、防犯上「問題あり」です。車外からの視線をさえぎり、生活ぶりを悟られないためにシェードを使います。

遮光

第2に遮光です。夜間の車内照明は外から丸見え、自分の車だけが煌々と明るいのも周りからは迷惑です。逆に車外からの光、朝日を遮る目的などにも使われます。

遮熱

第3に遮熱です。防寒や酷暑対策に欠かせません。

値段は張りますが、車種専用の市販シェードは、遮熱に優れ、隙間が無く、見た目も美しいのでお勧めです。

シェードは自作もできます。厚い銀マットや段ボールを利用して、隙間ができないようにギリギリのサイズで作ります。

マット

快適に寝るための必需品です。

まずは折りたたみ式の銀マットが定番です。

車検時のライトエース

インフレーターマットやエアーマットも人気があります。必要に応じて、重ねて使ったりします。

シュラフ(寝袋)

掛け布団の変わりです。軽くて暖か、丸めてしまえば場所も取らないので、車中泊の必需品です。シュラフは使用温度(気温)が明記されているので、購入前に確認しておきます。丸洗いできるかも要チェック

出入りしやすい「封筒型」が人気ですが、冬場は「マミー型」をお勧めします。肩口から入る風を遮ることができるので暖かいです。

照明器具(ランタン他)

照明も絶対に必要です。夜間の荷物整理や探しもの、車の乗り降りに必要です。

ライトエースには4種類の照明を積んでいて、状況に応じて全部使っていました。

  • LEDランタン(乾電池)
  • リモコン式スティックライト(乾電池)
  • デスクスタンド(ポータブル電源)
  • クリップライト(ポータブル電源)

以下の画像は、実際に全部使っていたものです。

LEDランタン

暖色系でムードが出ます。ちょっとした明かりが欲しい時や、車内でぼんやりする時に最適でした。つまみで明るさが無段階調整できます。

リモコン式スティックライト

リモコン付きがユニークで、真っ暗な車内への乗り降りに重宝していました。スライドドアを開けて、リモコンで照明をオン、ポータブル電源まで辿り着いたら、デスクスタンドの照明へ切り替え。一連の流れでした。

デスクスタンド

メインの照明でした。3段階で明るさが調整でき、クリップ式で場所をとらず、気に入っていました。

クリップライト

40Wの電球を付けていたので、大光量でした。読書なども余裕でできますが、車中泊には明るすぎて出番は少なめでした。

ポータブル電源とクリップ式ライトの組み合わせは最強でした。乾電池とは明るさが別次元です。

携帯トイレ

いざという時のために、積んでおいた方が良い筆頭です。100円ショップやホームセンターなど、どこでも売っています。備えあれば・・。

個人的に絶対に必要なもの5点

「自分なら絶対に積んでおく」最強アイテムです。

  • ポータブル電源
  • ソーラーパネル
  • 電気ケトル
  • 電気毛布(冬場)
  • 車中泊ユーザー必携の書

ポータブル電源

もはや必須です。車内に独立した電源があれば、劇的に車内環境が改善されます。車内の照明、電気ケトルや電気毛布、スマホやノートPCの充電など、使い道はいくらでもあります。クルマとは完全に独立した電源なので、バッテリー上がりの心配も無用です。

その便利さといったら「革命的」としか言いようがありません。素晴らしいです。

ソーラーパネル

いくらポータブル電源が便利だと言っても、バッテリーを使い切ってしまえば、それまでです。ソーラーパネルがあれば、バッテリー残量を気にすることなく使い続けられます。

ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせこそ最強です。

ライトエースのようにルーフキャリアにがっちり固定しなくても、持ち運びできるソーラーパネルがたくさん販売されています!

本当に余計なお世話ですが、ポータブル電源がある以上は、ソーラーパネルを積んでおいていただきたいです。

ポータブル電源とソーラーパネルを推したところで一安心です(笑)。

電気ケトル

ポータブル電源が前提となりますが、電気ケトルも絶対に積んでおきたい一品です。いつでもどこでも熱いお茶が飲めるのは、もう本当に幸せでやめられなくなります。

愛用していたのは、以下の800Wの電気ケトルですが、マグカップ一杯分(300cc)を沸かすのに3~5分と非常に高速です。ポータブル電源が無ければ、シガーソケットのカーケトル(DC12V)で沸かす手もありますが、こちらは500cc沸かすのに20~30分かかっていた記憶があります。

車内であっという間にお湯が沸かせるなど、一昔前では考えられなかったことです。しかも火を使わないので安全です。革命的です。

電気ケトルは相応のパワーがあるので、ポータブル電源の定格出力を超えない商品を選ぶ必要があります。

ポータブル電源が無い場合は、カセットコンロとヤカンで代用できます。

電気毛布(冬場)

真冬にどうしても車中泊をしなければならない人は、絶対に持っていた方が良いです。低消費電力のものや、タイマー付きのものなら、ポータブル電源の消費も少なくて済みます。

車中泊ユーザー必携の書

正式名称は『道の駅 旅案内全国地図』といいます。

この本が凄いのは、道路地図をベースに、道の駅がわかりやすく表示されていること。「日帰り温泉」の場所も同時に確認することができる優れものです。前半は地図、後半は「道の駅」のデータが一覧で掲載されています。

個人的に使用しているのは『平成30年度版』(2018)ですが、ポイントは以下のとおり。

  • 「旅行先やルート」を考えられる
  • 「道の駅」の場所を確認できる
  • 「日帰り温泉」の場所を確認できる
  • 「道の駅」の駐車台数(広さ)を確認できる
  • 「道の駅」の付属施設が分かる
  • 「道の駅」の特産品やおすすめメニューが分かる
  • 「道の駅」の標高が分かる

必要な情報がわかりやすく、キレイにまとめられた秀逸な本なので、これから「道の駅」を利用する方には最適の一冊です。

とても良い本なのに、残念ながら2021年版で廃刊しています。多少、版が古くても、状態の良い本が出たら、迷わず買いです。

その他あると便利な小物など

その他、用意しておくと便利な小物として、一般の旅行用品や工具類があげられます。

洗面用具、ビニール袋、タオル、傘、着替え、ティッシュ、本、デジカメ、ノートパソコン、乾電池、スマホ、モバイルバッテリー。工具類はニッパー、プライヤー、ハサミ、カッター、タイラップ、ガムテープなどが挙げられます。旅先でも用意できるものなので、それほど神経質になる必要はありません。

以上、「車中泊で絶対に必要なもの」を色々と紹介しました。

ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせは、機会があればぜひお試しください!

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この記事を書いた人

バイク業界歴20年。三級二輪整備士。オークション会場でムダにオートバイを見て歩くのが大好き。生業は中古パーツの販売。シート、ドラレコ、ETCが好き。時々外装セットを仕入れて、こっそり塗装している。

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