MENU

ライトエースにソーラーパネルを設置した件【3】取付と配線

EcoFlow 100W ソーラーパネル 据置型

車種やルーフキャリア、ソーラーパネルが違っても、取付で注意する点は変わりません。

ソーラーパネルの位置合わせ、ドリルでのキレイな穴の開け方、ソーラーケーブルの取り回しなどの作業、それぞれの作業で悩みがちな疑問点など、詳しく解説しました。

目次

最終的なライトエース

ライトエースにソーラーパネルを取り付け

タフレックのルーフキャリアを購入した時から、「だいたい、こんな感じで取付ける」とイメージしていました。

ルーフキャリアの板に合わせてステー(Zブラケット)を装着、ソーラーパネル1枚につき4か所を固定。イメージどおりの出来あがりです。

以下、その手順です。

ソーラーパネルの取り付け

位置合わせ

実際にルーフキャリアの上にソーラーパネルを乗せて、前後左右の間隔を測ります。

ソーラーパネルがキャリアの中央、かつZブラケットが板の中央にくるように位置合わせをして、油性マジックで印をしておきます。今回はソーラーパネルに直接書き込んでいますが、マスキングテープなどで印をつけても良いと思います。

ソーラーパネルの穴開け加工

ソーラーパネルに用意されている穴と、自分が取り付けたい穴とは位置が異なるため、ドリルで開け直します。

狙った位置に穴を開けるため、細いドリルで下穴を開けてから、ネジ径サイズのドリルを使います。位置は「アルミ枠の中心より、やや内側」。もともと用意されている穴も、内側寄り(↓)です。

ドリル刃が奥まで貫通しないように、板を敷いておくと安心です。

EcoFlow 100W ソーラーパネル Zブラケット

穴を開けたら、Zブラケットとソーラーパネルをネジ止めします。Zブラケットに付いてきたボルトナットを使いました。

ルーフキャリアの穴開け加工

ソーラーパネルにZブラケットを取り付けたら、ルーフキャリアに乗せます。Zブラケットの穴位置で、ルーフキャリアにも穴を開けます。ドリル刃の貫通防止のため、厚い板や角材を敷いておくことをお勧めします。

ライトエースにソーラーパネルを設置

防振ゴムをはさんで、ボルトナットで締め付けます。ここで使うボルトは、長さを測ってホームセンターで購入しました(ネジ長約20mm)。サビに強いステンレス製がお勧めです。

おすすめの穴開け道具

ちなみに私は「ブラックアンドデッカー」のドリルドライバーを長年愛用しています。コンパクトで手に馴染み、軽くてそれなりにパワーもあります。特にこだわりが無ければぜひ!

ドリル刃は「ナチ(NACHI)製」がお勧め。切れ味抜群です!

ソーラーケーブルの接続

ソーラーパネルを固定したら、ソーラーケーブルを接続していきます。基本の「直列接続」で、単純にプラスマイナス、プラスマイナスと接続していきます。今回はカプラーの形状どおりに、つないでいるだけで、何も考えていません(^_^;)。

※パネルやケーブル、ポータブル電源が異なる場合には、メーカーに確認の上、接続してください。

接続カプラーの保護は必要なのか

ライトエースにソーラーパネルを取り付け

気になる接続カプラーですが、特にビニールテープなどで保護していません。

カプラーに「IP68」の表示があったのと、カプラー内部にゴムのパッキンが入っていたので、「防水防塵仕様」だと判断しました。直接雨に濡れたりしないように、一応ソーラーパネルの下に収まるようにタイラップ止めしてあります。

ちなみに写真で見えている「赤×黒」の線は、延長ケーブルです。

ソーラーケーブルはどこを通すのか

ライトエースの場合は、背面から見て右上、もともと車両のハーネスが通っている穴を使います。

ゴムのパッキンを少し切り落として、「赤×黒」のケーブルを通してあります。

ライトエースにソーラーパネルを取り付け

雨漏り対策はどうするのか

コーキングが基本

一般的な防水対策として、「シリコンシーラント」を使います。「コーキングガン」とセットで使用します。

シリコンシーラント先端のノズルをカッターで切って穴を開け(※)、コーキングガンにセットして、ガンのレバーを引きます。柔らかなシリコンがニュルニュルと出てくるので、ケーブル周りを、念入りにふさぎます。天気が良ければすぐに乾きます。乾けば終了です。

※先端のノズルは切りすぎるとシリコンが出すぎて使いづらく、切らなすぎるとスムーズに出ません。様子を見て加減してください。

エアコン配管用パテ

実際にやってみるとわかりますが、シリコーンシーラントは、なかなかキレイに盛るのが難しいものです。その見た目のカバーと、雨漏り防止の強化に、個人的に使っているのが「エアコン配管用パテ」です。

ソーラーパネル取付 エアコン配管用パテ

粘着性を上げた粘土のようなもので、盛ると写真のような感じになります。盛るのも取るのも簡単です。しかも、とても安いです。

ソーラーパネル取付 エアコン配管用パテ

今回のライトエースは、シリコンシーラントを飛ばして、この「エアコン配管用パテ」だけで終了としました。

実際のところ、わずかですが雨漏りするので、やはりコーキングとの二重で仕上げるのが良いと思います。

ケーブルの取り回しはどうするのか

背面から見て、右上から入り、車体内部を通って左上から出しています。

ライトエース、ソーラーパネルからの配線

変換ケーブルを介して、ポータブル電源「RIVER 2 Pro」に接続しています。

ライトエース、ソーラーパネルからの配線

これで接続完了。あとは太陽が当たれば、自動的に発電・充電してくれます!

ソーラーケーブルの取回しに苦戦

一番苦戦したのは、ソーラーケーブルの取り回しです。「赤×黒」のソーラーケーブルは、予想以上に太くて硬くて、びっくりするほど自由がききません。車の外側から内側、右から左へ通すだけなのに、妙に手こずりました。

次の記事では、今回の「ライトエース電化作業」で使用した製品を、小物や工具を含めて一覧でまとめました。材料を揃える際の参考にしてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次