ライトエースにソーラーパネルを設置する【3】取付と配線

2024年3月11日

製品と小物類がすべてそろったところで、いよいよライトエースにソーラーパネルを設置します。

「取り付けを失敗したくない!」と思っている人には、絶対に読んでもらいたい記事です。

車種やルーフキャリア、ソーラーパネルが違っても、取付で注意する点は変わりません。

ソーラーパネルの位置合わせ、ドリルでのキレイな穴の開け方、ソーラーケーブルの取り回しなどの作業、それぞれの作業で悩みがちな疑問点など、詳しく解説しました。

失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください!

重要な注意事項

この記事で紹介している「ルーフキャリアを使用しての取り付け」は、車高(高さ)が大きく変わります。車検時に取り外さないと、「構造変更」となって「1ナンバー」登録になるので、注意してください。

「1ナンバー」のデメリットや、その回避方法は別記事で解説していますので、合わせて参考にしてください。

最終的に完成したライトエース

順番が前後しますが、まずは「最終的に完成したライトエース」の写真です。

ライトエースにソーラーパネルを取り付け

タフレックのルーフキャリアを購入した時から、「だいたい、こんな感じで取付ける」とイメージしていました。具体的には、ルーフキャリアの形状に合わせてステー(Zブラケット)を装着、ソーラーパネル1枚につき4か所を固定。イメージどおりの出来あがりです。

以下に、その手順を詳しく解説します。

ソーラーパネルの取り付け

位置合わせ

ルーフキャリアの上にソーラーパネルを乗せて、前後左右の間隔を測ります。

ソーラーパネルが中央にくるように、Zブラケットがキャリア板の中央にくるように位置合わせをしたら、ブラケット位置に、油性マジックで印をしておきます。この場合はソーラーパネルに書き込んでいます。マスキングテープなどで印をつけても良いと思います。

ソーラーパネルの穴開け加工

ソーラーパネルには最初から「取付穴」が開いていますが、残念ながら、自分が取り付けたい場所とは異なります。ドリルで穴を開け直します。

キレイに穴を開けるポイントとしては、最初にまず「細いドリルで下穴を開けておく」こと。いきなりネジ径サイズの太いドリルを使うと、勢いで穴の位置がズレてしまいます。位置は「アルミ枠の中心より、やや内側」。もともと開いている穴も(↓の写真)、そうなっています。

EcoFlow 100W ソーラーパネル Zブラケット

ドリル刃が奥まで貫通しないように、板を敷いておくと安心です。

おすすめの穴開け道具

穴開け作業には、ドリルドライバーが必要。「ブラックアンドデッカー」のドリルドライバーが、本当に使いやすくてお勧めです!

ドリル刃は「ナチ(NACHI)製」がお勧め。切れ味抜群です!

穴を開けたら、Zブラケットとソーラーパネルをネジ止めします。Zブラケットに付属しているボルトナットを使いました。

ルーフキャリアの穴開け加工

Zブラケット装着済みのソーラーパネルを、ルーフキャリアに乗せます。ソーラーパネルの位置を合わせたら、Zブラケットの穴位置で、ルーフキャリアにも穴を開けます。ドリル刃の貫通防止のため、厚い板や角材を敷いておくことをお勧めします。

余談ですが、この時「中古で良かった」と思いました。新品のルーフキャリアだったら、穴開け自体をためらいますよね・・。

ライトエースにソーラーパネルを設置

防振ゴムをはさんで、ボルトナットで締め付けます。

ここで使うボルトは、長さを測ってホームセンターで購入しました(ネジ長約20mm)。サビに強いステンレス製がお勧めです。

ソーラーケーブルの接続

ソーラーケーブルは、直列で接続しています。ケーブルに「+」「ー」のステッカーがついているので、プラスマイナス、プラスマイナスと接続していきます。延長ケーブルも同じです。

今回の場合は、カプラーの形状どおりに、つないでいるだけです。

※パネルやケーブル、ポータブル電源が異なる場合には、メーカー等に確認の上、接続してください。

接続カプラーの保護は必要なのか

ライトエースにソーラーパネルを取り付け

気になる接続カプラーですが、特にビニールテープなどで保護していません。

カプラーに「IP68」の表示があったのと、カプラー内部にゴムのパッキンが入っていたので、「防水防塵仕様」だと判断しました。一応ソーラーパネルの下に収まるようにタイラップ止めして、直接水がかからないようにしてあります。

たぶん、製品によって違うのだと思います。「ビニールテープでぐるぐる巻きにしている写真」をよく見かけます^^)。

ちなみに写真で見えている「赤×黒」の線は、延長ケーブルです。

ソーラーケーブルはどこを通すのか

ライトエースの場合は、背面右上。もともと車両のハーネスが通っている穴を使います。

ゴムのパッキンを少し切り落として、「赤×黒」のケーブルを通してあります。

ライトエースにソーラーパネルを取り付け

雨漏り対策はどうするのか

コーキングが基本

一般的な防水対策として、「シリコンシーラント」を使います。「コーキングガン」とセットで使用します。

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シリコンシーラント先端のノズルをカッターで切って穴を開け(※)、コーキングガンにセットして、ガンのレバーを引きます。柔らかなシリコンがニュルニュルと出てくるので、ケーブル周りを、念入りにふさぎます。天気が良ければすぐに乾きます。乾けば終了です。

※先端のノズルは切りすぎるとシリコンが出すぎて使いづらく、切らなすぎるとスムーズに出ません。様子を見て加減してください。

エアコン配管用パテ

これは個人的にお勧めのものです。使っている人は、あまり見かけません。

実際にやってみると分かりますが、コーキングをキレイに盛るのは意外に難しいです。その見た目のカバーと、雨漏り防止を強化するために「エアコン配管用パテ」を使っています。

ソーラーパネル取付 エアコン配管用パテ

粘着性を上げた粘土のようなもので、盛ると写真のような感じになります。盛るのも取るのも簡単です。

ソーラーパネル取付 エアコン配管用パテ

私は今回の作業で、コーキングを飛ばして、この「エアコン配管用パテ」だけで終了としました。

実際のところ、わずかですが雨漏りするので、やはりコーキングとの二重で仕上げるのが良いと思います。

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ケーブルの取り回しはどうするのか

背面から見て、右上から入り、車体内部を通って左上から出しています。

ライトエース、ソーラーパネルからの配線

変換ケーブルを介して、ポータブル電源「RIVER 2 Pro」に接続しています。

ライトエース、ソーラーパネルからの配線

あとは太陽が当たれば、自動的に発電・充電してくれます!

毎回コンセントのところまでポータブル電源を持ち運ぶ必要がなくなり、移動中・走行中でも充電できるので本当に便利です!

充電ケーブルの取回しに苦戦

一番の苦戦は、充電ケーブルの取り回しです。車の外側から内側に引き入れる時、ものすごく手こずりました。

「赤×黒」の充電ケーブルは、予想以上に太くて硬くて、びっくりするほど自由がきかない。右から左へ通すだけなのに、本当に大変でした。車体側のカバーが外せれば、もっと簡単だったと思いますが、星ネジを外せる工具がなかったため、ワイヤーを使って無理やり?通しました。

次の記事では、今回の「ライトエース電化作業」で使用した製品を、小物や工具を含めて一覧でまとめました。材料を揃える際の参考にしてください。

車検で構造変更となった話はこちらです!

  • この記事を書いた人

サンダー高崎

DIYで車にソーラーパネルを設置。真冬の車中泊で電気毛布と電気ケトルを乱用する中、繰返し行われる充電を目の当たりにし、ソーラーパネルの威力に驚愕する。以来、「ポータブル電源はソーラーパネルとセット!」が持論。最近は防災に関心がある。三級二輪整備士。

-クルマの電化, ソーラーパネル, ポータブル電源