2023年12月– date –
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グンマの話
碓氷峠と鉄道の歴史【前編】難攻不落の碓氷峠
明治時代に入り、産業の発展とともに、鉄道網は急速に広がっていった。上野から直江津(新潟)をつなぐ本州横断鉄道も、その建設が急がれていた。すでに上野~横川、軽... -
グンマの話
高崎城と高崎城址公園
高崎駅の西側、烏川沿いに、かつて高崎城があった。前身は正長元年(1428年)に築城された和田城。徳川家康の命を受けた井伊直政が改修にあたり、高崎城とした。「高崎... -
グンマの話
高崎の名勝「洞窟観音」
巨大な白衣大観音ばかり有名な高崎だが、実はもうひとつ、観音の素晴らしい名所がある。「洞窟観音」だ。白衣大観音から1キロ弱と大変近い。歩くこともできるが、車なら... -
グンマの話
高崎のシンボル「白衣大観音」
高崎市街の西、観音山の山頂に白衣大観音(びゃくえだいかんのん)が立っている。高さ41.8メートル、高崎のシンボルとなっている巨大な観音様だ。市内の実業家、井上保... -
グンマの話
工女が眠る「龍光寺」
龍光寺は、富岡製糸場ゆかりの寺だ。若くして命を落とした工女たちや、韮塚直次郎(にらづか・なおじろう)の墓がある。山門の彫刻や境内の大イチョウも素晴らしく、一... -
グンマの話
和田 英『富岡日記』
和田英(わだ・えい)は信州松代出身で、操業初期の富岡製糸場に入場した工女だ。当時の様子を描いた『富岡日記』は、他に類のない一級の資料として、さまざまな書籍の... -
グンマの話
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」
ブリュナ館の前庭に、鮮やかな青い碑が立っている。富岡製糸場が【世界遺産】として名を残した証だ。登録年度は2014年。片倉工業はもちろん、富岡市の自治体や教育機関... -
グンマの話
富岡製糸場の見どころ【5】動力設備一式
器械の動力で製糸作業を行うため、大規模な動力設備が設置された。西繭倉庫2階のベランダから、煙突、蒸気釜所、鉄水槽と、その全貌を見渡すことができる。 【蒸気釜所... -
グンマの話
富岡製糸場の見どころ【4】 首長館(ブリュナ館)他
富岡製糸場の中心人物「首長ポール・ブリュナ」の館だ。生糸や製糸の専門的な知識があったブリュナは、1870年(明治3年)に明治政府から製糸場の建設責任者として任命さ... -
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富岡製糸場の見どころ【3】 国宝・繰糸所
「製糸」とは、業繭(まゆ)を煮て糸を取り出し、より合わせて生糸を作ることをいう。その中心作業が行われたのが繰糸所だ。 富岡製糸場は、操業にあたり、最新のフラン...