大人気のドライブレコーダー、ミツバ EDR-21G。自分で取り付けたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
今回はテストでライトエースに取り付けていますが、オートバイでも基本的な手順は変りません。緊急時にはとても頼りになるドライブレコーダー、ぜひ取り付けにチャレンジしてみてください!
EDR-21Gとは?
EDR-21Gは、ミツバサンコーワ社のバイク専用ドライブレコーダーです。前後2カメラ、GPS機能、広視野角、フルハイビジョン、防水・防塵、耐震設計、Gセンサー、スマホ対応など、必要十分な機能を備えています。
すでに後継機のEDR-22Gが発売されていますが、EDR-21Gの中古品は、その半額以下で手に入るため、コストパフォーマンスが抜群。ヤフオクでも飛ぶように売れています。
Gセンサーって何?
加速度センサーのことです
事故時の衝撃を感知して、通常録画とは別の領域に動画が記録されます
上書きされないので安心!!
EDR-21Gの構成部品
以下の写真は、今回実際に使用したEDR-21Gです。フロントカメラ、リアカメラ、GPS、スイッチ、電源の5点構成です。
EDR-21Gの取付方法
フロントカメラとGPSはヘッドライト周辺、スイッチはハンドル周辺、本体と電源はシート下に収めるのが一般的です。配線はなるべく目立たないところを通し、振動でズレたり外れたりしないように、両面テープやタイラップで確実に固定します。
これは、なんとなくわかる!
EDR-21Gの電源をとる方法
わかりにくいのは、やっぱり電源のつなぎ方!!
EDR-21Gの電源は、赤・黒・青の三本線です。この三本をどこに接続するかが、ドライブレコーダー取付の一番のキモとなります。
EDR-21Gの取扱説明書を見ると、赤と黒は常時電源としてバッテリーにつなぐことになっています。(上の写真では)クワガタ端子になっているので、赤をバッテリーのプラス、黒をバッテリーのマイナスに接続します。これはたぶん迷わないと思います。
青はどこにつなげばいいの??
青は、IG(イグニッション)電源かACC(アクセサリー)電源につなぎます。イグニッションキー(メインキー)をオンにした時に通電し、オフにした時に遮断される線です。一般的に、後付けの電装品はACC電源に接続します。
このACC電源は、キーをオンにした時に点灯する箇所(メーター、ヘッドライト、テールランプなど)から分岐して取り出すのが一般的です。
全然わからない・・
そういう方のために電源取り出しハーネスという便利グッズが販売されています!
電源取り出しハーネスを使う
キタコやデイトナから、いろいろな車種の電源取り出しハーネスが販売されているので、まずは自分の愛車用がないか探します
このハーネスから「ACC」という線がピヨッと出ているので、この線にドライブレコーダーの青線を接続すればOK!
検電テスターを使う
自分のバイク用のハーネスが売ってなかった場合は?
検電テスターを使ってACC電源を探します。
自分なら位置的にテールランプの線を使うかな・・
使い方は?
まずは検電テスターのクリップをバッテリーのマイナス(またはボディアース)に接続しておきます。
テールランプのカプラーは通常は三本線(ブレーキ、スモール、アース)なので、1本ずつ(ペンの先っぽを)カプラー端子に当ててテストします。イグニッションキーをオンオフして、ブザーやライトの反応があれば、その線がACC線だと判断できます。
線が分かれば、分岐するだけ!!
新しいコードと配線コネクターがあれば、分岐することができます。
ギボシを使って分岐する人もいます
いずれにしろ、電装品の接続・加工作業を行う場合には、専用ツールが必要です!
全然見当がつかない場合は、無理して自分でやろうとせずに、販売店にお願いしてください。
ライトエースの場合
ちなみにライトエースの場合・・・
ライトエースはいらないんじゃないの?
・・・・・。
ライトエースの場合は、ヒューズボックスから、常時電源(バッテリー電源)とACC電源を取り出しています。常時電源はハザードのヒューズ、ACC電源はACCのヒューズから取り出しています。
使っているのは大人気のヒューズ電源!!
平型、ミニ平型、低背とヒューズの種類が分かれています。形状が合えば、もちろんオートバイのヒューズボックスにも使用できます。
EDR-21Gの実際の動作
ライトエースに取付けた状態
一時的なテストで設置しています。動作確認できればOKという状態です。
スマホとの連携
スマホとの連携は、とにかく取扱説明書どおりに順番に行います(取扱説明書はミツバ社のHPからダウンロード)。
意外にわかりにくかった・・
EDR-21Gのスイッチを3秒以上長押しすると、無線LANモードに切り替わります。この状態でスマホのWifiをオンにすると、「EDR_Motoxxxx・・・」というアクセスポイントが表示されます。
接続が完了すると、以下のような設定画面が表示されます。カメラの角度調整や、microSDカードのフォーマットはスマホ画面から行うようになっています。
アプリを閉じると、無線LANは切断され、自動的に録画開始となります。
スマホでもPCでも再生可能
撮影した動画は、スマホでもPCでも再生できます。
画質は前後とも鮮明でクリア!さすがのフルハイビジョン!!
PCでの再生には、専用ソフト「Moto DR Player」のダウンロードが必要です。EDR-21GはGPS機能付きなので、走行の軌跡(地図)や走行スピードなども表示されました。
なんかカッコイイ!!
もう本当に楽しいよ!!!
いざという時も安心のドラレコ!!ぜひ取り付けにチャレンジしてください!!